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アウトプットの重要性

  • 著者:林 真司
  • 投稿日:2019年2月12日
  • 更新日:2020年2月5日

 当然のことであるが、アウトプットは重要であることは言うまでもない。今回はそのアウトプットの重要性について書かれている書籍を紹介したい。

 『結局、人生はアウトプットで決まる』中島聡著(実務教育出版)

 

 この著者のことは知らなかったが、書店でこの本を見つけたとき、タイトルが気になり購入した。実際に自分もアウトプットの重要性については気づいていたからだ。

 

 ビジネスの悩みの一つは、広告、つまり知ってもらうことだ。知ってもらうにはやはりアウトプットを継続的に行なっていくことが必要。どの業態でもそうだと思うが、自社のサービスとしてのアウトプットの他に、自社、自分をブランディングするためのSNSやブログなどでのアウトプットは必要になってくる。その会社や個人に信用がつけば、提供するサービスの販売にも必ず影響してくる。

 

 特に日本では良いサービス、仕事をするのは当たり前で、差が出ているのは、知ってもらうこと、という点だと思う。この知ってもらうこと、という点で優れているか否かで、業績に大きく影響するから、本当にばかにできない。

 

 この本の良い点は、アウトプットなんかできっこないと思っている人たちの背中をポンと押してくれる入門書といえるところ。アウトプットはそんなに難しく考える必要はなく、言葉はただの情報を伝える手段で感情は関係ない、と説く。そして今では有名なブロガーや他の著名人たちも最初は「にわか」からスタートしているのでアウトプットに不安を感じていると何もできなくなってしまうから、そんな不安は考えるだけ無駄。

 

 私自身もアウトプットは超初心者で始めたばかりですが、この著書から勇気をもらい、少しずつでも継続してアウトプットを続けていこうと考えているところです。

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プロフィール
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イチゴ農家の次男として生まれる。
明治大学卒業後、地元の地銀に入行するも、会社のカルチャーが全く肌に合わず1年で退社。退社後すぐにフィリピン留学でフィリピンのアンヘレス地方、セブ島で計約半年過ごす。
その後オーストラリアでワーキングホリデーを約半年行い、他国の桁違いの農業を初めて知る。ワーキングホリデー中にセブ島の語学学校でマネージャーをする話が決まり再度渡比。
語学学校では入社後半年足らずで急に経営者が変わることになり、またもカルチャーが合わなくなり1年半で退社。
セブ島で転職活動をし、比系大手IT会社に入社。当時付き合っていたフィリピン人の彼女(現妻)の妊娠出産がきっかけで1年で退社し、いつかは必ずやろうと思っていた農業をすることを決意し帰国。