紀のファームについて
当園の圃場は和歌山県北部を流れる紀の川流域に位置しており、適度な砂地で水はけ水もちがよく、農作物栽培に適しています。
フルーツ生産に携わり30年以上の経験を持つ当園の栽培管理責任者が毎日圃場を観察し、植物にとって最も適した環境を作れるよう日々努力しています。
会社名 | 紀のファーム株式会社 |
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代表取締役 | 林真司 |
住所 | 〒649-6551 |
和歌山県紀の川市上田井1010 | |
電話 | 0736-60-1163 |
FAX | 0736-73-5933 |
090-9046-9813 | |
メール | info@kino-farm.com |
営業時間 | 9:00-17:00 |
定休日 | 不定休 |
創業日 | 昭和62年4月 |
会社設立 | 令和3年4月 |
その他ご案内 | 特定商取引法の表示 |
代表取締役 林 真司
イチゴ農家の次男として生まれる。
明治大学卒業後、地元の地銀に入行するも、会社のカルチャーが全く肌に合わず1年で退社。退社後すぐにフィリピン留学でフィリピンのアンヘレス地方、セブ島で計約半年過ごす。
その後オーストラリアでワーキングホリデーを約半年行い、他国の桁違いの農業を初めて知る。ワーキングホリデー中にセブ島の語学学校でマネージャーをする話が決まり再度渡比。
語学学校では入社後半年足らずで急に経営者が変わることになり、またもカルチャーが合わなくなり1年半で退社。
セブ島で転職活動をし、比系大手IT会社に入社。当時付き合っていたフィリピン人の彼女(現妻)の妊娠出産がきっかけで1年で退社し、いつかは必ずやろうと思っていた農業をすることを決意し帰国。
ごあいさつ
当園のウェブサイトをご覧頂きありがとうございます。
当園は以下の3点を理念に据え、事業を行なっております。
・消費者の方々の健康に貢献する、かつ、美味しいフルーツを生産し続ける
・農が目の前にある生活の素晴らしさを発信し、共感、実行する人を増やす
・農業分野での地域経済に貢献し、ロールモデルとして地域を牽引する
「フルーツを生産する当園の存在意義は何か」という問いの答えとして、上段の理念があります。
野菜じゃなくてフルーツです。野菜もそうですがフルーツが体に良い効果があるのはほぼ科学的に証明されていて、上に掲げる「消費者の方々の健康に貢献する」ためにはやっぱりそのフルーツを食べてもらわないといけない。
作るだけではダメ。でも、食べてもらうにはどうすれば良いか?と考えたときに、「できるだけ調理をしなくてもよく、どこでもすぐに食べられるもの」というのが答えの一つと考えました。調理をする必要がなければ災害時や避難時も重宝します。
また、「子供から高齢者まで幅広い年代の人でも食べやすいもの」という点も重要だと考えるとやっぱり僕たちは野菜じゃなくてフルーツを作りたいんだと強く感じています。
そのような思いを持ちながら生産活動をし、結果として地域経済に貢献することができ、僕たちの活動を見た人が農業に興味を持ち、農業の世界に入ってきてくれるようなことがあればとても嬉しく思います。
この考えを経営理念として掲げ、私たちは日々活動しています。当サイトをご覧になった方とご縁を頂けることがあればこれほど嬉しいことはありません。
代表取締役 林真司
紀のファームのこだわり
1、土作り
一般肥料だけでなく貝殻粉末やサトウキビ残渣、完熟堆肥などを使用し土壌環境の維持、改善に努めています。
保水性と排水性に優れている、通気性に優れている、土壌微生物が豊富、保肥性がある
などが良い土の条件ですが、これらの資材はこの良い土の条件を高めるためになくてはならない働きをします。
2、同質定量
理念を遂行するために、今必要としている人に必要量届ける。このことも大切だと考えています。農産物は植物に依る部分が多く、
どうしても同じ質で安定量作物を供給することが難しくなってしまいます。でも難しいからやらないではなく、どうやればできるか考え、
収穫のタイミングや農薬選び、散布回数等を慎重に判断しています。もちろん簡単ではないですが、大切なことなので妥協はしません。
3、葉っぱ
栽培をする中で最も注力して見ているところは、やはり「葉」です。色、枚数、大きさ、形など、葉といっても観察すべき点はたくさんあります。
葉で光合成し作られた養分は「糖」になるので、糖度の高い農産物を作るには葉の状態を良くしていく必要があると考えています。
葉が健康だと病気になるリスクが減り、農薬散布の回数も減り、栄養価も高くなるので葉の充実度合いを大事にしています。