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シンプルなお金の扱い方

  • 著者:林 真司
  • 投稿日:2019年2月25日
  • 更新日:2020年2月5日

 みなさんこんにちは。紀のファーム代表の林です。

 

 最近は毎日苺の収穫に追われ、1日も休むことなく農作業をしています。苺は2月中旬以降、熟すスピードが急に上がり、毎日収穫しないと追いつかないペースになってきます。大変な毎日ですが、これは本当にありがたいこと。そう思いながら一粒一粒を丁寧に収穫させてもらっています。

 

 さて今日ですが、火曜日なので農園以外のことを書きます。(農園関係の投稿をサボっていてすみません。近々またアップします)。今日は私の人生の基本となっている本をご紹介したいと思います。定番すぎて恐縮ですが、『金持ち父さん 貧乏父さん』(ロバート・キヨサキ著) です。

 

 この本は私が大学生だった頃に買い、何回も読み直すほど好きな本でした。写真のものは表紙が旧のものなので、今本屋に行くと全体が紫色のものになっているかと思いますが、私が買った当時はこの太った男性と痩せた男性のイラストが書かれているこのタイプのものでした。

 

 この本はとても有名で、十数冊にのぼるシリーズがあります、たぶん。私も数冊このシリーズを読んだのですが、3冊くらい買ったところでそれ以上買うのをやめました。なぜなら、書いてあることは基本的には同じで、メインのポイントは一つしかないと思ったからです。

 

 そのポイント、この本を読まずにこの本を理解できるように一言で表現してください、と頼まれたら、私なら以下のように表現する。

 

 「稼いだお金は消費せずに投資しなさい」

 

 私は数冊この本のシリーズを読んで、メッセージはこれしかないと思った。ストーリーとして二人の少年が出てきたりと面白くまとまってはいるが、このポイントさえつかめば良いと思う。多くの人は、お金を稼いでもすぐに消費してしまい、お金にお金を稼がせることができないでいる。そうではなく、お金を投資し、お金にお金を稼がせる仕組みを作りましょう、というのがこの本の言いたいこと。でも残念だけど、普通のサラリーマンで住宅ローン組んで、車持ってて、子供も複数いたら、投資できるお金もたまらないから、一生このラビットレースから抜けられなくなる。このレースを走るのが、人生での成功と考えている人がまだまだ大多数なのが不思議でならないが、少なくとも私は学生の頃にこの本に出会い、それを勉強させてもらった。このような話をすると、変な人扱いをされることが多いのであまり人には話さないが、本当に残念だと思う。ただ、この考え方は、私のお金感の基礎となっていることは間違いないし、これからもここから外れることはないと思う。

 

 自分が例となって、周りの人たちにこういった事実に気づいてもらえるように、早く結果を出したいと考える今日この頃です。

 

 明日も苺の収穫頑張ります。

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プロフィール
運営者の顔写真

イチゴ農家の次男として生まれる。
明治大学卒業後、地元の地銀に入行するも、会社のカルチャーが全く肌に合わず1年で退社。退社後すぐにフィリピン留学でフィリピンのアンヘレス地方、セブ島で計約半年過ごす。
その後オーストラリアでワーキングホリデーを約半年行い、他国の桁違いの農業を初めて知る。ワーキングホリデー中にセブ島の語学学校でマネージャーをする話が決まり再度渡比。
語学学校では入社後半年足らずで急に経営者が変わることになり、またもカルチャーが合わなくなり1年半で退社。
セブ島で転職活動をし、比系大手IT会社に入社。当時付き合っていたフィリピン人の彼女(現妻)の妊娠出産がきっかけで1年で退社し、いつかは必ずやろうと思っていた農業をすることを決意し帰国。